ちびアベニーたちに与えるブラインシュリンプですが、塩水でなければ孵化しないので、ちょっと面倒ですね。
ブラインシュリンプを与えよう
ブラインシュリンプは、大きなエサなどを食べない稚魚たちに与えるエサですが、生き餌として与えるには少々注意が必要です。
ブラインシュリンプを孵化させるには、2%の塩水(1000mlの水道水に20gの塩)を使います。ちなみに、海水は平均すると約3.5%なのだそうです。
アベニーパファーを始め、我が家の水槽にいる魚たちは淡水魚ばかりなので、そのまま与えるわけにはいきません。
実際何度か、そのまま与えても問題はなかったのですが、やはり良くないのは明らかなので、ちゃんと濾過するようにしました。
最初は単純に、カップの底に穴を開けて折りたたんだティッシュで濾していました。
この方法は簡単なのですが、デメリットがいくつかありました。
- 水分がティッシュの外側に浸透してきて濡れてしまう
- 濾した後の作業が地味にやりにくい
- ティッシュが破れることがある
空きペットボトルを加工して使うことにしました。
上から1/3ぐらいのところで切り離します。
下側の一部分に切り欠きを入れておくと良いですよ。
上(口部分)をひっくり返してセットします。
先ほどの切り欠きがあると取り外しやすいですね。
さて、問題は濾過するための素材です。ティッシュが一番お手軽なのですが、用意できた素材を比べてみました。ライトに透かして撮影しています。(若干縮尺が違うのはご了承くださいね)
産卵ネットは少し目が荒くて、ブラインシュリンプが通り抜けてしまうことがありました。パンストは色合いの問題もありますがわかりにくくて少し引っかかりがあるのか、うまくできませんでした。
意外といけたのが、お茶パックでした。(コーヒーや紅茶などのものでも良さそうです)
先ほどのペットボトルに敷いてみます。
スポイトで抽出したブラインシュリンプを投入してみました。ティッシュのように水分が外に垂れることはありませんでした。少し卵も混じっていますが、うまく濾過できたようです。
あとは、別の容器に水槽の水で流し込みます。これもティッシュの時よりは良い感じで、ほとんど引っかかることなく流れているようです。
うまく濾過できたようです。これで安心して、与えられますね。